超初心者向け:Windowsでよく使う「Windows標準アプリ」まとめ
「パソコン買ったけど、どのアプリを使えばいいか分からない…」
「とりあえず最低限だけ覚えたい!」
そんな超初心者さん向けに、Windows に最初から入っている「標準アプリ」の中から、
**これだけ知っておけばOK!**というものだけを厳選して紹介します。
- 対象:Windows 10 / Windows 11 を使っている超初心者
- ゴール:
- 「この作業は、このアプリを使えばいいんだ」と分かる
- 基本操作(起動・保存・閉じる)ができる
1. まずは「アプリの探し方」を覚えよう(超重要)
どのアプリを使うにしても、まずは起動の仕方を覚えることが大事です。
1-1. スタートボタンから探す
- 画面左下(または中央)の「Windowsマーク(スタートボタン)」をクリック
- 下のほうにある検索ボックスに、アプリの名前を入力
- 例:
- 「explorer」→ エクスプローラー
- 「memo」→ メモ帳
- 「calc」→ 電卓
- 例:
- 一覧に出てきたアプリをクリックして起動
1-2. よく使うアプリは「タスクバー」にピン留め
- よく使うアプリを起動する
- 画面下の「タスクバー」に表示されたアイコンを右クリック
- 「タスクバーにピン留めする」をクリック
→ 次からは、タスクバーのアイコンをクリックするだけで起動できます。
2. よく使うWindows標準アプリ一覧
まずは、この記事で紹介するアプリをざっくり一覧で見ておきましょう。
| 用途 | アプリ名 | 一言で言うと… |
|---|---|---|
| ファイルやフォルダの操作 | エクスプローラー | パソコンの中身を見るアプリ |
| 設定の変更 | 設定 | Wi-Fi・壁紙・アカウントなどを変える |
| メモを取る | メモ帳 | とりあえずメモを書いて保存できる紙 |
| 画面の一部を画像で保存 | Snipping Tool | 画面のスクリーンショット専用 |
| 計算する | 電卓 | 普通の電卓〜関数・単位変換までOK |
| インターネットを見る | Microsoft Edge | Webブラウザ(ネットを見るアプリ) |
| 写真をざっくり確認 | フォト(Photos) | 画像・写真を見るためのアプリ |
それぞれを、超初心者向けに分かりやすく説明していきます。
3. エクスプローラー:ファイルとフォルダの基本アプリ
3-1. 何ができるアプリ?
エクスプローラーは、パソコンの中身(データ)を見るためのアプリです。
- ダウンロードしたファイルを探す
- デスクトップ上のファイルを見る
- フォルダを作る・名前を変える・削除する
- USBメモリの中身を見る
3-2. 起動方法
- スタート → 検索ボックスに「explorer」または「エクスプローラー」
- ショートカットキー:
Windowsキー + E
3-3. 超基本操作
- フォルダを開く
- 左側の「クイックアクセス」や「PC」、「デスクトップ」などをクリック
- 新しいフォルダを作る
- フォルダ内の何もないところで右クリック →「新規作成」→「フォルダー」
- 名前を入力して Enter
- ファイル名を変更
- 変更したいファイルを右クリック →「名前の変更」
- ファイルを移動
- ファイルをドラッグ&ドロップで、別のフォルダへ運ぶ
4. 設定アプリ:Wi-Fi・壁紙・アカウントなどの調整
4-1. 何ができるアプリ?
設定アプリでは、Windows自体の「環境」を整えます。
- Wi-Fi接続の変更
- 壁紙(背景)の変更
- アカウントのパスワード変更
- 時刻や言語の設定
4-2. 起動方法
- スタート → 「設定」
- ショートカットキー:
Windowsキー + I
4-3. よく使うところだけ覚えよう
超初心者なら、まずこのあたりだけでOKです。
- 「ネットワークとインターネット」
→ Wi-Fiの接続・変更 - 「個人用設定」
→ 背景(壁紙)・ロック画面・テーマの変更 - 「時刻と言語」
→ 時刻がずれている時の修正
5. メモ帳:とりあえずメモしたい時の味方
5-1. 何ができるアプリ?
メモ帳は、シンプルな文字だけのメモアプリです。
- 買い物リスト
- 会議のメモ
- ちょっとした下書き
※ 文字の色や大きさなどの装飾はほとんどできませんが、その分シンプルで分かりやすいです。
5-2. 起動方法
- 検索ボックスに「メモ帳」または「notepad」
5-3. 基本の流れ(開く~保存まで)
- メモ帳を開く
- キーボードで文字を入力
- 上のメニューの「ファイル」→「上書き保存」または「名前を付けて保存」
- 保存先フォルダとファイル名を決めて「保存」
→ 保存先(どのフォルダに保存したか)を必ず覚えておくのがポイントです。
6. Snipping Tool:画面の一部を画像で保存
6-1. 何ができるアプリ?
Snipping Tool(スニッピングツール)は、画面の一部や全部を「画像」として保存できるアプリです。
- エラー画面をスクリーンショットして、サポートに見せる
- Webページの一部分だけ切り取って保存
- 資料に貼るための画像を作る
6-2. 起動方法
- 検索ボックスに「snip」または「Snipping Tool」
- ショートカットキー:
Windowsキー + Shift + S
→ 画面が少し暗くなり、切り取りモードに入ります
6-3. 基本の使い方
- Snipping Tool を起動
- 「新規」ボタンをクリック
- マウスでドラッグし、撮りたい範囲を囲む
- 離すと、切り取った画像が表示される
- 「保存」アイコンから、画像ファイル(PNGなど)として保存
7. 電卓:ただの電卓じゃない便利アプリ
7-1. 何ができるアプリ?
電卓アプリは、見た目は普通の電卓ですが、実は機能が豊富です。
- 通常の四則演算
- 税込み・税抜き計算
- 日付の計算
- 単位変換(長さ・重さ・通貨など)
7-2. 起動方法
- 検索ボックスに「電卓」または「calc」
7-3. よく使う使い方
- キーボードの数字キーでも入力できます
- 消費税の計算など、簡単な計算をサッとしたいときに便利
- 「メニュー(三本線アイコン)」から、
「日付計算」「単位の変換」などに切り替え可能
8. Microsoft Edge:インターネットを見るアプリ
8-1. 何ができるアプリ?
Microsoft Edge(エッジ)は、インターネットを閲覧するためのWebブラウザです。
- Googleで検索する
- YouTubeを見る
- ネットショッピング(Amazon、楽天など)
- Webメール(Gmailなど)を確認する
8-2. 起動方法
- タスクバーに最初からある「青いeと波」のようなアイコン
- 検索ボックスに「edge」
8-3. 超初心者向けの基本操作
- 上のアドレスバーに「調べたい言葉」をそのまま入力して Enter
→ 自動的に検索してくれる - よく見るページは「お気に入り」に登録
- ⭐マーク(または「☆ お気に入りに追加」)をクリック
- ブラウザを閉じるときは、右上の「×」ボタン
9. フォト(Photos):写真や画像を開くアプリ
9-1. 何ができるアプリ?
フォトアプリは、画像や写真を見るためのアプリです。
- スマホから取り込んだ写真を見る
- ダウンロードした画像を開く
- 簡単なトリミング(切り抜き)や回転
9-2. 起動方法
- 画像ファイルをダブルクリックすると自動で起動することが多い
- または、検索ボックスに「フォト」や「Photos」
9-3. 基本操作
- 画像をクリックすると、左右キーで前後の画像に移動
- 上のメニューから「編集」で、軽い編集(トリミング・回転など)ができる
10. まずは「この7つだけ」覚えればOK
この記事では、Windows標準アプリの中でも、特に初心者がよく使うものに絞って紹介しました。
- エクスプローラー:ファイル・フォルダの管理
- 設定:Wi-Fi・壁紙・時間などの環境設定
- メモ帳:シンプルな文字メモ
- Snipping Tool:画面のスクリーンショット
- 電卓:日常的な計算+α
- Microsoft Edge:インターネット閲覧
- フォト(Photos):写真・画像の閲覧
11. 次のステップ:少し慣れてきたら…
少しパソコンに慣れてきたら、次のような標準アプリも触ってみると世界が広がります。
- 付箋(Sticky Notes):デスクトップに貼れるメモ
- メール:Outlook.comなどのメールをまとめて管理
- カレンダー:予定を見やすく管理
まとめ
- Windowsには、最初から入っている便利な標準アプリがたくさんある
- まずは 「エクスプローラー」「設定」「メモ帳」「Snipping Tool」「電卓」「Edge」「フォト」 の7つを押さえよう
- よく使うものはタスクバーにピン留めすると超ラク
