ファイアウォールとは?セキュリティの第一歩

🔰 はじめに:ファイアウォールって何?

パソコンやネットワークのセキュリティ対策の中でも、最初に導入されることが多い「ファイアウォール」。
名前は聞いたことがあっても、「具体的に何をしているの?」という方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ファイアウォールの仕組みや役割を初心者向けにやさしく解説します。


🔍 ファイアウォールの基本的な役割とは?

ファイアウォールは、ネットワークとネットワークの間に立って、不要・危険な通信をブロックする“門番”のような存在です。


🧱 ファイアウォールが守るものとは?

ファイアウォールは以下のような脅威からシステムを守ります:

  • 不正アクセス(ポートスキャンやリモート攻撃)
  • ウイルスの侵入(通信経由の感染)
  • 内部からの情報漏えい(マルウェアによる外部通信)

🛠 ファイアウォールの種類

ファイアウォールにはいくつかの種類があります。目的や設置場所に応じて選びましょう。

種類特徴主な使用場面
ソフトウェア型PCやサーバにインストールする個人や小規模オフィス
ハードウェア型専用の装置として動作する企業ネットワーク
クラウド型クラウドベースで外部から保護AWSやAzure環境など

✅ どうやって通信を判断してるの?

ファイアウォールは、“ルール(ポリシー)”に従って通信の許可/拒否を決定しています。

たとえば:

  • ポート80(HTTP通信)は許可
  • ポート23(Telnet通信)は遮断

といったように、事前に設定された条件に基づいて動作します。


🔐 ファイアウォールと一緒に使うと効果的なセキュリティ対策

ファイアウォール単体では防ぎきれない攻撃もあります。
そのため、以下のような対策と併用するのが一般的です:

  • ウイルス対策ソフト
  • IDS/IPS(侵入検知・防止システム)
  • VPN(通信の暗号化)


📌 まとめ:セキュリティの第一歩は「ブロックすること」

ファイアウォールは、「外からの怪しい通信をブロックする」ことでネットワークの安全を守る基礎です。
まずはファイアウォールの役割を理解し、セキュリティ対策の土台を築きましょう。

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