はじめに
AWS(Amazon Web Services)は高い可用性を誇りますが、時折障害が発生することもあります。
「AWSのサービスに繋がらない」「突然Webアプリが動かなくなった」そんな時、迅速に障害情報を確認することで、対応の遅れを防ぐことができます。
この記事では、AWSの障害情報を調査する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
1. AWS公式の障害情報の確認方法
1-1. AWS Service Health Dashboard(サービスヘルスダッシュボード)
AWSの各リージョンごとの障害情報を確認するには、まずは公式の「Service Health Dashboard」を利用します。
▶︎ https://health.aws.amazon.com/
ここでは、現在進行中の障害情報や、過去の障害履歴が確認可能です。
1-2. AWS Personal Health Dashboard(個別アカウント向け)
アカウント単位で影響を受ける障害情報は「Personal Health Dashboard」で確認できます。
▶︎ AWSコンソールにログイン後、https://phd.aws.amazon.com/ にアクセス。
自分の使用しているサービスが障害の影響を受けているかを詳細に確認可能です。
2. SNSや外部サービスでの確認
2-1. Twitter(X)
AWS公式Twitterアカウント(@awscloud)や、AWS Japan公式(@AWSJapan)でリアルタイム情報が発信されることがあります。
特に大規模障害時は、迅速に投稿がされるためフォロー推奨。
▶︎ @awscloud
▶︎ @AWSJapan
3. 障害情報調査のポイント
- リージョンを特定:どのリージョンで発生しているか。
- 影響範囲の確認:対象サービス、影響範囲の把握。
- 公式情報の優先:SNSの情報は速報性があるが、信頼性は公式情報が高い。
4. まとめ
AWSの障害情報は、公式ページの確認が第一です。加えて、SNSや外部サービスを組み合わせることで、
より早く状況を把握できます。定期的に確認方法を把握しておくことで、
トラブル発生時にも冷静に対応できるようになります。