「クラウドって結局なんなの?なんか難しそう…」
そんな方のために、この記事では超初心者向けにクラウドの基本をやさしく紹介します。難しいIT用語は使いません!
そもそも「クラウド」ってどういう意味?
雲じゃない「クラウド」
「クラウド(cloud)」という言葉はもともと「雲」という意味ですが、ITの世界ではインターネットを介して使えるサービスのことを指します。
クラウド=インターネット経由で使えるサービス
たとえば、
- スマホの写真を自動でバックアップ
- GmailやOutlookなどのメール
- YouTubeやNetflixなどの動画配信
これらすべて「クラウドサービス」の一例です。
従来のサーバーとの違い
オンプレミスとクラウドの比較
項目 | オンプレミス(自前) | クラウド |
---|---|---|
初期費用 | 高い(サーバー購入) | ほぼゼロ |
設置場所 | 自社に設置 | インターネット上 |
保守・管理 | 自分でやる | サービス提供会社が管理 |
利用開始 | 数週間〜数ヶ月 | 数分でスタート可能 |
クラウドのメリットとは?
●初期費用がかからない
サーバーを買わずにすぐ始められます。
●使った分だけ料金が発生
1日だけ、1時間だけでも使えます。ムダがありません。
●場所を選ばずに使える
ネット環境さえあれば、会社でも家でもカフェでもOK。
●災害・セキュリティ対策も万全
大手のクラウドサービスは複数の場所にデータを保管しており、災害時でも安心。
どんなサービスに使われているの?
- スマホの写真バックアップ(例:iCloud、Googleフォト)
- メール(例:Gmail、Outlook)
- 音楽・動画配信(例:Spotify、Netflix)
- オンラインストレージ(例:Google Drive、Dropbox)
今や私たちの生活のあらゆる場面で、クラウドは使われています。
代表的なクラウドサービス(例)
クラウドの中には多くのサービスがありますが、代表的なものに以下があります。
- AWS(Amazon Web Services):世界中の企業で使われている、Amazonのクラウド
- Azure(アジュール):Microsoftが提供するクラウドで、Windowsとの相性抜群
まとめ:クラウドの「中身」を知ることでITが身近になる
「クラウド」は難しい技術のように聞こえるかもしれませんが、実は私たちの身近なサービスの多くがクラウドです。
クラウドの仕組みを少し知るだけで、ITへの苦手意識が減り、仕事や生活にも役立つ視点が広がります。